朝日薫/multix.jp @multix.jp · Oct 8

【エレベータークレーンモジュール】は工業プラントと並んでこのステーションの中核をなし、建造対象(居留区シリンダー)に遠心重力下での作業足場を提供する。最大110m四方のギヤードエレベーターが垂直昇降するブームを3組備え、それぞれに2組の300m級作業ステージが用意される。ステージには多数のロボアームや連結ロッドが取り付き、建造途中の本体シリンダーとミラー支持構造を捉えながらそれらの構成トラスを螺旋状に組み上げ延長してゆく。構造物が一旦出来上がれば自分自身を足場に居留区建造は進められるので、一番最初の「無の空間に足場を作る」のがこのモジュールの役割だ。

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朝日薫/multix.jp · Oct 8

【EVブーム】は地球上の普通のクレーンとは重力方向が上下逆で、重力井戸の底へ向かって伸ばさなければならず、自分自身を足場にしつつ積み上げて延長することができない。故にブームの構成要素は無重力に近い回転中心側で組み立て、強烈な引抜抗力に抗いながら順次繰り出す方法を取る。ブームには2本のコンテナシャフトと4本のカウンターウェイトシャフトが通され、28mピッチ6要素で1段を為す。左右のブームは重力垂線に対して平行でなく先端が開く向きに張力が掛かるので、数段毎に補強梁が取り付けられる。